ココロも部屋も、軽やかに♪

抱えてきた荷物を、一つ一つ下ろしてココロもカラダもお部屋も元気になるお話

「受け取るキャラ」を受け入れる勇気

先週末から母が大阪から富山に来ていました。

 

4泊5日という短めのスケジュールの中
一昨日は魚津に住む母のいとこのところへ
昨日は能登半島の北部、輪島へ叔母のお墓参りに
車で同行してきました。


どちらの予定も
「よし、今日行こうか!」と
まるで学生の弾丸ツアーのように出発。


何も持たずにフラーっと出かけていきました。


特に昨日のお墓参りについては
情報がほとんどない中での出発。

なんと、
前回お墓参りしたのは30年前。

さらに。

 

 


お墓の場所、忘れた。


近くに確か親戚がいて、お店をやっているが
そのお店の場所もわからない。

 

 

お寺の名前もわからない。


多分このあたりだろうという、地名をぼんやりと覚えているだけ。


その状態で現地に向かうこと3時間半。


いや、本当は2時間半でつくはずが
高速道路を逆方面に乗ってしまい
ぐるーっと遠回りしてしまったのでした( ̄▽ ̄)

 

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車窓から見える

ザ・日本海(^^)


これでお墓が見つからなかったら
何しに行ったんかわからんやん( ̄▽ ̄;)


となっていたかもしれません。


しかーし!


ちゃんと見つかりました♡
お店が!!


そこには親戚がいて
これからお墓まで案内してくれることに♪


あーよかった(^◇^)


と、思ったのもつかの間、


お墓参りセット、忘れた(+o+)

 

手ぶらで、親戚へのお土産しか用意していない(;´・ω・)


急に押しかけておいて、
そそっかしいことだらけの私たち親子のために
なんと親戚はお花とろうそく、お線香まで用意してくれました。

 

無事にお墓参りを済ませ
親戚と昔話に花を咲かせた後
帰りの車の中で母と話していました。


「私たち本当にそそっかしくて、周りの人にいつも助けてもらっているよね」
と。


以前は私、こういう自分が大嫌いでした。


大人になっても子供っぽい感覚が抜けなくて
いつまでも一人前でない感じがしていました。


もっと、しっかりしたい。
抜け目ない人になりたい。
と、思っていました。


でも、なろうとしても、しっくりこない。


そして私の周りには、
とても気が利く人がたくさんいる。


そんな人たちに助けてもらっている自分は
人の役になんて立てるんだろうか?


なんて考えて、自信を無くしてました。

 

そのうち、
助けてもらうばかりの
「受け取り専門」みたいな自分に耐えられなくて
せっかく誰かが助けてくれようとしていても
「迷惑かけるだろうから」と、遠慮することもありました。

 


でも本当は、


人とかかわることから逃げていただけかも、と今は思います。

 


なんだかんだ言って

本当に自分の力ではどうしようもないときに
何回も人に助けてもらった。
本当にありがたく、救われた。

 

何よりこんなに頼りないことしていても
今まで生きてこられたんだな~と。
支えてくれる人たちのおかげだなあ。


人に支えてもらっているありがたさがわかる。

「受け取る」ことを、素直に喜べる。


抜けている人で、良かった~!

 


そのキャラのまま、80年近く生きてきた母を見て、


なるほど、私も今のままで自分にできることをしていけばいいんだ!って、

自分に許可してあげました♪

 


・・・・・・


そんなこんなで、母は実家に帰りましたが


北陸を満喫して、とても元気になって帰っていきました。

 

私自身も、自分の好きでなかったところが

母を通して見つめたことで

「憎めない」キャラに変わりました♪

 

どうやらこのキャラは、

娘ボサ子にも色濃く受け継がれている様子です( ̄▽ ̄)